FydeOS を VMware 上で動かす (ChomeOS 代替)

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概要

FydeOS を VMware Workstation Pro 上で動かしてみました。
今回は、仮想マシンの作成から初期セットアップ、Google Play ストアの導入までを試します

FydeOS とは

FydeOS は、オープンソースの ChromiumOS をベースに、Fyde Innovations が開発しているオペレーティングシステムです。
一般的な PC にインストールして、ChromeOS に近い操作環境を利用できます。また、Web アプリ、Android アプリ、Linux アプリの実行にも対応しています。
FydeOS は ChromeOS のコピーではなく、ChromiumOS をベースに、独自のアカウント、アプリストア、クラウドサービス、Android 実行環境、デバイス管理機能などを組み合わせた製品です。

公式サイト

https://fydeos.io

エディション・料金・ライセンス

FydeOS の主なエディションと料金、ライセンスは以下のとおりです。

エディション対象料金・ライセンス
FydeOS for PC一般的な PC基本機能は無料、利用期限なし
FydeOS for SBCRaspberry Pi など基本機能は無料、利用期限なし
FydeOS for VMwareVMware 仮想マシン基本機能は無料、利用期限なし
FydeOS for You主に Microsoft Surfaceデバイス単位の有料・永続ライセンス
FydeOS Enterprise企業、学校、組織有料。台数や機能に応じた法人契約

FydeOS for PC/SBC/VMware は、マイナーアップデートが無料です。既存環境を維持したままのメジャーアップデートは有料となっています。最新バージョンを新規インストールする場合は無料です。

FydeOS for You は、ライセンスを有効化したデバイスで継続して利用できます。付属するサービス期間中は、機能・セキュリティアップデートとサポートを利用できます。サービス期間終了後も、その時点のバージョンは使用できますが、更新とサポートは終了します。

料金やライセンスは変更される可能性があるため、詳細および最新情報については、公式サイトをご確認ください。

https://fydeos.io/help/faq/pricing-and-subscription/fydeos-pricing-model
https://fydeos.io/help/faq/pricing-and-subscription/fydeos-license-benefits

VMware Workstation Pro の用意

本稿執筆時点では、VMware Workstation Pro を無料で利用できます。
今回使用したバージョンは、VMware Workstation Pro 26H1 for Windows(Release 26H1u1/Build 25688693)です。

VMware Workstation Pro のダウンロードとインストールについては、以下の記事を参照してください。

FydeOS for VMware のダウンロード

FydeOS の公式サイトから、FydeOS for VMware の x86_64 版をダウンロードします。
https://fydeos.io/download

本稿執筆時点で公開されている x86_64 版は、FydeOS for VMware v23.0 Preview 2 です。

仮想マシンで動かす。

VMware Workstation Pro を起動し、[ファイル]-[開く]を選択します。
ダウンロードした OVA ファイルを指定し、画面の指示に従ってインポートすると、FydeOS の仮想マシンが作成されます。

仮想マシンの作成とパワーオンと初期セットアップ

作成した仮想マシンをパワーオンし、画面の指示に従って初期セットアップを行います。
FydeOS では、Google アカウントや FydeOS アカウントのほか、外部サービスと関連付けないローカルアカウントも利用できます。
今回は、ローカルアカウントを使用してセットアップしました。

Google Play Store をインストール

FydeOS では、GApps を構成することで Google Play ストアを利用できます。
公式の手順は、以下のページに掲載されています。
https://fydeos.io/help/knowledge-base/getting-started/setup/install-google-play-store

今回使用した VMware 版では Developer Mode がすでに有効になっていたため、FydeOS App Store から GApps Configurator をインストールし、画面の指示に従ってセットアップしました。

Play Store が表示され起動しました。

今回は、Android アプリの実行は試していませんが、Play Store からアプリのインストールも可能となっています。

まとめ

FydeOS for VMware を利用すると、FydeOS の操作環境を VMware Workstation Pro 上で手軽に試せます。

一般的な PC に直接インストールする必要がなく、ChromeOS に近い操作環境や、FydeOS 独自の機能を確認できる点が便利です。また、GApps を追加することで、Google Play ストアも利用できます。

FydeOS や ChromiumOS ベースの OS に興味がある方は、試してみてもよいかと思います。

参考となれば幸いです。