RTX 5060Ti 16GB でナイスミドルな自作PC (パーツ選定編)

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概要

GeForce RTX 5060Ti 16GB を組み込んで、自作 PC を組み立てます。

基本方針

以下の方針でパーツを選定しました。

  • 主軸は、GeForce RTX 5060Ti 16GB
    “このグラフィックカードを使いたい” が発端です。
  • 光らない
    基本的に足元に置く予定で、作業中は見えないので、私の場合 各パーツは光らなくてよいです。
  • 中身が見えない
    上記と同じ理由で、私の場合、透明なサイドパネルは不要です。
  • 高すぎない
    高価になりすぎず、総合的にもミドルレンジを目指します。
  • 大きすぎない
    置き場所の問題もあるので、フルタワーは避けます。
  • 特定メーカで揃えなくても構わない
    コスパ重視です。
  • ドラゲナイ
    ドラゴンのロゴは、やぶさかではないです。

購入したパーツ

用意したパーツは以下です。

購入したパーツ

パーツとは別で Windows 11 のライセンスも用意します。

選定理由

似たような性能で、もっとよいパーツ、安いパーツはあると思いますが、私個人の独断と偏見と好みよるものなので、あらかじめご了承ください。

グラフィックスカードを決めて、あとは上から順位検討した形ですね。

グラフィックスカード、グラボ

NVDIA GeForce RTX 5060 Ti 16GB を使いたかったので、これが主軸でパーツ選定をしています。

どのメーカから出ていても基本的にチップが同じなので性能に大差はないと思ってます。
光らない、大きすぎない、高くなりすぎないなどを基準に、発売日に私が購入可能であったものから、

MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUS

を購入しています。

CPU

今回は、特にこれと言って理由はないですが、Intel プロセッサをすることにしました。

  • NPU を試してみたかったが、Arrow Lake (Core Ultra 第2世代) は、まだ値段が高い。
  • かつ、デスクトップ向け CPUの場合は、NPU の性能が中途半端で Copilot+PC 相当 (TOPS が 40 以上) ものが存在しない。
  • Arrow Lake 用の LGA1851 ソケットのマザーボードだと、LGA1700 ソケットのマザーボードよりも結構高くなる。
  • 今回は LGA1700 ソケットの CPU から選ぶとして、あとはコストとパフォーマンスの兼ね合い。
  • 単に安いだけだと、グラフィックスカードに負けそうな気がする。
  • 内蔵 GPU 無しにしてここはコストを抑える。

などから、Core i5 12400F も気になりましたが、少しだけパフォーマンス重視で

Intel Core i5 14400F

としています。


ケース

考慮した内容は以下です。

  • 足元に置く際に、サイズ的にフルタワーは厳しい。
  • 場所的にサイドパネルが透明でも、動かさないと見えない。
  • 同様に、中が光っていても作業中は見えない。
  • 電源ボタンや USB ポートは、ケースの上側に欲しい。
  • 光学ドライブは要らない。
  • 内蔵の 3.5インチ、2.5インチベイは、そこまで多くなくてよい
  • 今回は、遮音よりも通気性重視
  • 搭載できる電源は、価格を考慮して ATX としたい
  • したがって、MicroATX のマザーボード対応がよさそう

これらの観点から

ASUS Prime AP201 MicroATX Case

にしています。

購入時、黒の在庫がなかったので白です。
メッシュのケースにも興味がありました。

マザーボード

考慮した内容は以下です。

  • MSI GeForce RTX 5060 Ti 16G VENTUS 2X OC PLUS は、PCI Express 5.0 に対応しているので、せっかくなのでこれを必須とする。
  • LGA1700 ソケットで、MicroATX サイズ
  • パックパネルは、白いPCケースに対しても違和感がない色にする
  • WiFi や Bluetooth は、たまに使うのでできればあったほうが良い。(後付けとの価格差を考慮)
  • メモリについては、現時点では DDR4 のほうが若干安いが、DDR5 のほうが後々流用できるかもしれない。(流用時にメモリクロックが妥当かどうかはあるが)

あとは、価格、レビューなども考慮して、結局

MSI MAG B760M MORTAR WIFI II

にしています。

電源

考慮した内容は以下です。

  • NVIDIA GeForce RTX 5060 Ti 16G の推奨電源は 600W (参考 : NVIDIAサイト)
  • CPU Core i5 14400F は、ベースパワー 65W, 最大ターボパワー 148W なので (参考: Intelサイト)
  • 常時CPU と GPUフル稼働という使い方は予定していないので、750W でよいかな…
  • PC の稼働時間は長くなる可能性はあるので、80PLUS GOLD 認証以上にして、発熱とランニングコストを抑えられるかも
  • ATX電源
  • ATX 3.1 や PCIe 5.1 対応だと今後流用しやすそう
  • ケーブリングのしやすさから、フルプラグインにしたい


上記などから

MAG A750GL PCIE5

にしています。

メモリ

考慮したのは以下です。

  • マザーボードの選定で DDR5 としている。
  • 仮想マシンも動かしたりするので、容量は 32GB 以上。
  • Core i5 14400F のメモリコントローラは Up to DDR5 4800 MT/s なので、DDR5-4800(PC5-38400) 以上
  • メモリのヒートシンクについてはこだわりはない、なくてもよい
  • 光らない

ゲーミングモデルと銘打っているものである必要はないと思ってましたが、たまたまタイムセール時に通常のメモリよりも安価だったので以下にしています。

Silicon Power XPOWER Pulse DDR5 Gaming UDIMM
6000MT/s (PC5-48000) DDR5 64GB (2x32GB)
SP064GXLWU60BFDJ

CPU クーラー

考慮したのは以下です。

  • Core i5 14400F なら 簡易水冷必須ではないと考えられるので、コストや故障など考えて空冷にしておく
  • ここまでに選定した PCケースだと、ヒートシンクの高さの制限はそこまで厳しくないので、一般的に冷却効率が良いとされるサイドフロー型を使ってみたい

上記と、コスパ考えて以下にしています。

SCYTHE MUGEN6 BLACK EDITION
SCMG-6000DBE

SSD

考慮したのは以下です。

  • まずは、OS領域用のみを購入。増設は追々検討
  • マザーボードが M.2 2280 PCI Express 4.0×4 に対応しているので、せっかくなのでこれには対応のものを使ってみる
  • そこまで超高速でなくてもよい
  • 容量は 1TB あれば、私の場合は当面十分
  • ゲーミングと銘打っているものにこだわる必要なく、コスパ重視

上記から

Silicon Power PCIe Gen 4×4 UD90 2280
1TB
SJ01KGBP44UD9N05J5

にしています。結果としてゲーミングと銘打っているものですが、単に私が探したときに安かっただけです。

サーマルグリス

ヒートシンクにもサーマルグリスは付属していますが、せっかくなので付属品よりもよさそうなものを使ってみようと思います。

熱伝導率やレビューなどから以下にしています。

アイネックス(AINEX) ナノダイヤモンドグリス JP-DX2

ケースファン

ケースファンは必要ないかもしれないけど、以下を用意しました。

SCYTHE / WONDER SNAIL 120 PWM 2400rpm
WS1225FD24-P

しばらく、ケースファン無しで様子を見てみて、あとからつける予定です。

とりあえず、選定はここまでです。

購入後したパーツ (冒頭の写真はいつもの FlexiSpot の机に載せてましたが、余裕がないので別の机で組み立てます。)

購入したパーツ

出来上がりは以下のような感じです。
組み立て詳細は別ページに記載します。

PC組み立て後 (サイドパネル外したところ)

参考となれば幸いです。

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