RTX 5060Ti 16GB でナイスミドルな自作PC (ケーブリング、電源投入編)

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概要

NVIDIA Geforce RTX 5060Ti 16GB を使ったミドルレンジの自作PCの作成についてです。
パーツの選定、取り付けまでを別ページに記載しました。

次は、ケーブリングを行い電源を投入します。

ケーブリング

各パーツを取り付けたのち、電源や信号のケーブリングを行います。

ケースフロントパネルとマザーボードの接続

まずは、ケースフロントのボタンや端子用のケーブルから接続します。

USB Type-A 2ポート用のケーブル

ケース外から正面向かって右側 USB Type-A 2ポート用のケーブルです。

フロントパネル USB Type-A ポートからのケーブル

これをマザーボードの JUSB3 に接続します。

電源ボタンからの POWER SW と POWER LED+, POWER LED- のケーブル

次は電源ボタンからの POWER SW と POWER LED+, POWER LED- のケーブルです。

フロントパネル 電源スイッチとLED からのケーブル

これはマザーボード側の JFP1 に接続しますが、どのピンにどれを接続するか決まっているので、マザーボードの説明書をよく読みます。

オーディオ (スピーカー、マイク) のケーブル

オーディオ (スピーカー、マイク) のケーブルです。

フロントパネル スピーカー・マイクからのケーブル

マザーボード側の JAUD1 に接続します。
一か所ピンがない部分を目安に、コネクタ側もよく見て間違わないように接続します。

USB Type-C のケーブル

最後に、USB Type-C のケーブルです。

フロントパネル USB Type-C ポートからのケーブル

マザーボード側 JUSB 4 に接続します。

電源ユニットとマザーボード、グラフィックカードの接続

次に電源ユニットとの接続です。

ATX_PWR1

まず、ATX_PWR1 のコネクタへの接続です。
電源ユニットに付属のケーブルの一番ごついケーブルを使います。
電源ユニット側 ATX24P と マザーボード側 ATX_PWR1 を接続します。

CPU_PWR

次は CPU です。
このマザーボードだと、左上のほうにあります。
電源ユニット側 CPU & PCI-E (どれでもよい) と マザーボード側 CPU_PWR1 を接続します。
電源に付属していたケーブルの、CPU と書かれているほうをマザーボードに接続しています。

供給電力が足りるなら CPU_PWR2 は接続しなくてもよい という話もあるようなので、一旦 CPU_PWR2 無しで進めてみます。
仮り組みして動作確認の後、最終的には 、念のため CPU_PWR2 も接続しました。

グラフィックスカードの補助電源

次に、グラフィックカードへの補助電源です。


電源に付属のケーブルを使います。今回は、PCI Express カードは1枚のみなので、片側が PCIe と書かれていて 6+2 に分かれているケーブルを使います。

グラフィックカードの補助電源には PCIe と書かれているケーブルを使用する。6+2ピンなのでくっつけて 8ピンで使用

6+2 の分かれている部分をくっつけて、グラフィックカード側に接続します。

電源ユニット側は CPU & PCI-E (どれでもよい) です。

ファンの接続

この段階では追加l購入したファンは取り付けず、もともとケースについていたケースファンと CPU ファンを接続します。

CPU ファン

まず、CPU ファンです。


マザーボードの CPU_FAN1 に接続します。

マザーボードの CPU_FAN1 のコネクタ


SCYTHE MUGEN6 には、Y字ケーブルが付属し、2つのファンを Y字ケーブルで1つにして CPU_FAN1 に接続します。
Y字ケーブルの黒いコネクタのみが回転数を検知するとありますので、ヒートシンクに向かって風を送りつけるほうを黒側に接続しました。

ケースファン

次にケースファンです。

AP201 のケースに付属のケースファン


MSI MAG B760M MORTAR WIFI II のマザーボードには、システムファンのコネクタが 4つあります。
当初 SYS_FAN1 につなげようと思いましたが、私の構成だと、SYS_FAN1 はヒートシンクの下側に隠れる形で、グラフィックスカードとのヒートシンクの間も狭いため非常にさしづらいです。

SYS_FAN1 コネクタは、ヒートシンクファンの下にあり、グラフィックボートもあるのでさしづらい

現時点では、ファンコネクタが不足しているわけではないので、SYS_FAN2 に接続しておくことにします。
上側から背面を通して SYS_FAN2 に接続します。

電源ユニットへ電源ケーブルの接続

最後にコンセントから電源を取るために電源ケーブルの接続です。
利用する電源ユニットによっては、この L字ケーブルの曲がり方向がケース前面や側面になってしまうこともあるようですが、今回利用した MSI MAG A750GL PCIE5 は、ちょうどケース内部をに向く形となりいい感じです。

電源ユニットのスイッチをオンにしておきます。

仮り組み完了と動作確認

電源投入

まだケーブルを固定していない状態ですが、仮り組み完了となります。

仮り組み後、左側面から


うまく動かないかった場合、固定してから外すのは手間なので、ここで電源を投入して動作確認します。

特に不具合なく 一発起動 OK でした。

まだ OS をインストールしていないので BIOS で確認します。
CPU、メモリ、SSD、ファンすべて認識しています。

(MSI の BIOS はスクリーンショットを保存できるので便利です。)

メモリクロックは 4800Mhz になっていますが、別ページで記載したように Intel Core i5 14400F は Up to DDR5 4800 MT/s なので想定内です。(DDR5 は、Mhz ≒ MT/s だと思ってます。)

一旦電源を落として、電顕ケーブルを抜き、電源ユニットのスイッチをオフにします。

CPU_PWR2 接続

最終的に 念のため CPU_PWR2 も電源に接続しておきました。

マザーボードの CPU_PWR2 に接続

ケーブリング仕上げ

最後に、結束バンドでケースにケーブルを固定していきます。
ケースにも結束バンドは付属していますが、手持ちのダイソーの結束バンドの太さ、長さともにピッタリでした。

結束バンド

AP201 のケース右側面 (マザーボード背面側) のスペースは広いとは言えないですが、特にそこまで困らずケーブルは固定できました。

少しだけ注意が必要だった点として、
私の場合は、フロントパネルからのオーディオケーブルをケース背面の下部から通した形にしましたが、サイドパネルの下部と干渉して閉まらなくなるので、結束バンドを締めるときに少しだけ上より固定する必要があります。

右側面下部は、サイドパネルと干渉しやすいので、なるべくケーブルを上側に固定する

これで完成です。

パネルをつけると中の様子はほぼ見えないです。

左側のサイドパネルを取り付けた後

マザーボードのパックパネルとの色合いは、以下のような形で問題ありません。

バックパネルの様子

参考となれば幸いです。

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