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Amazon ベーシック モニターアームを取り付ける。 (固かったけど解決)

2023年10月26日

作業環境を改善すべく、Amazon ベーシック のモニターアームを導入しましたので情報残しておきます。

概要

普段モニターを2枚使ってますが、作業時の姿勢が悪いのか 首痛・肩痛・肩こりに悩まされています。改善すべく Amazon Basic モニターアームを導入しました。
Amazon レビューにもいくつかコメントがありますが、私のところに届いたアームもモニター接続部分が非常に固く動きませんでしたが、最終的に解決できたのでその方法も記載します。

結論からいってしまえば、床を使うとよいです。

用意したもの

Amazon ベーシック モニターアーム

私が購入したのは、デュアルモニタータイプです。この1つでモニターを2枚マウントできます。

シングルディスプレイタイプもあり、モニター配置に柔軟性を持たせる場合はこちらも検討できます。

デュアルディスプレイタイプだと、モニタの配置に制約が出る部分もあるので、使い方によってはシングルディスプレイタイプを 2つ使用したほうが良いかもしれません。

また、Amazon ベーシックのモニターアームは、箱や説明書からはわかりませんが、エルゴトロンのOEM製品だそうです。
例えば、以下のようなモデルが対応しています。

Amazon ベーシックのものは、Amazon Basic のロゴが台座の部分とアームのところにあります。

マウントするモニター

手持ちのモニターは2枚です。

1枚が HP 27f 4k 、もうひとつが HP 24f です。

HP 27f 4K

HP 27f 4k は、比較的お手軽な値段で 4K (3840×2160) に対応して、27 インチでは非常に軽量な部類なので重宝しています。

残念ながらすでに HP からの販売終了となっているようです。
https://jp.ext.hp.com/monitors/personal/hp27f_4k/

HP 24f

HP 24f は、こちらもお手軽な価格で購入できるモニターでした。前後が薄く、フレームも薄く、軽く、FHD 出力可能なのでこれも便利なモニターです。

こちらも HP からの販売は終了となっています。
https://jp.ext.hp.com/monitors/personal/hp24f/

HP モニター用のアダプター

上記の HP 製 のモニターは、VESA マウントに対応しておらず、そのため、そのままだと Amazon ベーシック モニターアームに取り付けることができません。
これを解消するのが VESA アダプターアーム となります。

HP のモニターのマウンタ部分を VESA に変換するアダプタです。
これを2つ用意しています。

作業

VESA アダプターをモニターに取り付ける。

まずは、モニターをマウントできるように準備します。
記載したように HP 27 4K と HP 24f は VESA マウンターに対応しておらず、そのままではマウントできませんので、モニター側に VESA アダプターを取り付けます。

モニター VESA アダプタの商品には 以下が入っています。

  • アダプタ
  • ねじ
  • モニター側に接続するパーツ
  • おそらくパーツ干渉による傷を防ぐためのゴムパーツ (私は使いませんでした。)

説明書は英語のみですが、図解なので英語が苦手な方でもわかると思います。

最初にモニター標準のスタンドを取り外します。取り外し方は VESA アダプターの説明書にも記載があります。
スタンドの下側からツメの部分を押して取り外すだけです。

スタンドを外すと以下のようなプラスチックのパーツが見えてきます。

2本のねじを外し、プラスチックのパーツも外します。

VESA アダプタに付属のパーツを取り付けます。この段階ではねじ穴が合うようにかぶせるだけです。

アダプターをかぶせて、付属のリベットと長いねじで固定します。

対角線上に8個穴が開いていますが、これが VESA 規格と一致します。
これでAmazon ベーシック モニターアームと接続できます。

Amazon ベーシック モニターアームを取り付ける。

まずは、開梱からです。

結構重いです。(6kg 以上あります。)

箱のラベルは複数言語で書かれています。

入っているのは以下です。

  • デスクや壁に固定する中心の台座部分
  • モニターに接続されるアーム x2
  • 延長アーム x2
  • アームの接合部分のキャップ x4
  • 説明書
  • 六角レンチや、各接続用のパーツが個別パッキングされているもの

マニュアルは枚数が多いのですが、同じ情報が 9か国語 (英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、スペイン語、オランダ語、日本語、ポーランド語、スウェーデン語) で順番に記載されている形です。図解になっています。

最初に中心の台座部分をデスクにつけます。

デスクに固定する場合は、特に追加パーツなどは不要で、クランプをねじで締めて固定する形でした。
ただし、天板背面側は、金属部分とデスクの接触部が傷になりそうなので、段ボールや緩衝シートを用意して挟みこんでおいたほうがよいかもしれません。

そのあと、取り付けた軸に、モニターアームや延長アームを取り付けます。上から差し込むだけなので簡単です。

上記の画像では、向かって左側が 延長アーム+モニターアーム で、向かって右がモニターアームのみです。

この画像からもわかるかもしれませんが、最初はモニターに接続する面が真上を向いた形になっています。

そして、このモニターとの接続面が とてつもなく固くて 動きません。
モニターアームに QR コード付きの説明書きがぶら下がっていて、裏面には “調整してください!最高性能で対応します” という日本語が書かれています。

この QR コードをスマホで読むと、amazon.com(US の Amazon サイト) の Amazon ベーシック モニターアームのページに接続されます。
(スマホに Amazon のアプリを入れていると、ここで言語設定の変更が行われてしまうので、閲覧した後は後で戻す必要があります。)

QR コードで読み取れる URLは以下です。
https://www.amazon.com/dp/B00MIBN71I

この商品ページの説明のところに 動画があり、調整の仕方とアームマウントの調整の方法が説明されています。

モニター接続面の調整は、直接手で握ってやるのはNGで、モニターを取り付けてから動かす必要があるそうです。

ちなみに 日本のアマゾンのサイト (amazon.co.jp) のほうにも同様に動画があるので、そちらを見る形でもよさそうです。

試しにモニターをつけてみましたが動きません。
私の場合は変換のアダプタを入れていることもあり、力を入れにくい上に、ミシミシと音がなるので力を入れられないです。
モニターの端っこを持って無理にやったらモニターがもげます。

といっても、ほかにモニターは持っていないので、うつむきながら悩んでいた結果、

モニターの接続面に丈夫で広いものが当たっていれば動かせそうな気がする

という考えに至りました。

そうです、丈夫で広いもの =

まず、付属の T 字側の六角レンチをつかって、調節ねじを緩める方向に回るだけ回します。(反時計まわり)

ねじの位置はシールの先です。(以下は後から撮った画像なので、モニター面の角度はすでになおした後です。)

そのあとでモニターとの接続面を床につけます。傷がついてもよい床で行うか、何か敷いたほうがようかもしれません。

回転軸を意識しながら、床に押さえつながら、最初は特にモニターアームと遠い側の接続面が離れないようしながら、ゆっくりと動かします。

そおぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉりゃぁぁぁぁぁあああ~~

5mm くらい動いたら勝ちです。

進めたり戻したり、回転させたりしながら、無理せずに曲げられる体勢を整えつつ、反対側までゆっくり倒します。

最初と最後を比較すると以下のような感じです。(シールの位置でわかっていただけると思います。)

注意) Amazon のレビューを見ると、個体によっては非常に固く、調節ねじを回すのも困難な場合もあるみたいです。あまりにも固い場合は、ねじ山をなめたりモニターがもげる前に交換を検討されたほうが良いかもしれません。

そのあとは、モニターを2枚ともマウントして、アームの調整です。

延長アームを使った場合は、後ろ側にだいぶスペースが必要となることがわかりました。
デスクはを壁ぎわまで寄せたいので、延長アームの取り付けは断念しました。

キャップをつけてアーム取付完了です。

まとめ

  • 説明書きはよく読む。
  • QRコードの先もよく見る。
  • ディスプレイをつけてから動かす。
  • ディスプレイをつけから動かすことに、不安がある場合は、床など丈夫で広い面を使って動かしてみる。

しばらくこれで使ってみます。

参考となれば幸いです。