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6-6-2. Set, MutableSet

2023年8月7日

概要

セットの特徴としては以下となります。いわゆる集合を表すコレクションです。

  • 複数の値を格納できる。
  • 特定の順序を持たない、インデックスは無い。
  • 重複した値を持つことができない、重複した値は無視される。 (重複排除してくれる、一意性を確保できるとも言えます。)

また、リストと同様に Set, MutableSet があります。

  • Set : 不可変で宣言後に要素の追加や削除はできない。
  • MutableSet : 宣言後に要素の追加や削除ができる。

宣言、生成方法

以下の関数でセットオブジェクトを生成できます。

  • setOf() : 不可変
  • mutableSetOf() : 可変

例)

fun main() {
    val set1 = setOf("one", "two", "two", "three", "four")  // two を 2つ記載してみる
    println("set1: " + set1)

    val set2 = mutableSetOf("one", "two", "three", "four", "four") // four を2つ記載してみる
    set2.add("five")            // 要素を追加
    set2.remove("one")  // one の要素を削除
    println("set2: " + set2)
}

出力)

set1: [one, two, three, four]
set2: [two, three, four, five]

Kotlin Playground で実行