6-6-2. Set, MutableSet
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概要
セットの特徴としては以下となります。いわゆる集合を表すコレクションです。
- 複数の値を格納できる。
- 特定の順序を持たない、インデックスは無い。
- 重複した値を持つことができない、重複した値は無視される。 (重複排除してくれる、一意性を確保できるとも言えます。)
また、リストと同様に Set, MutableSet があります。
- Set : 不可変で宣言後に要素の追加や削除はできない。
- MutableSet : 宣言後に要素の追加や削除ができる。
宣言、生成方法
以下の関数でセットオブジェクトを生成できます。
- setOf() : 不可変
- mutableSetOf() : 可変
例)
fun main() { val set1 = setOf("one", "two", "two", "three", "four") // two を 2つ記載してみる println("set1: " + set1) val set2 = mutableSetOf("one", "two", "three", "four", "four") // four を2つ記載してみる set2.add("five") // 要素を追加 set2.remove("one") // one の要素を削除 println("set2: " + set2) }
出力)
set1: [one, two, three, four]
set2: [two, three, four, five]
Kotlin Playground で実行