Hunyuan3D 2.1 をローカルで動かす (3D メッシュ・テクスチャ生成AI / GeForce RTX 5060Ti 16GB)

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概要

Hunyuan3D 2.1 をローカル PC で動かしてみましたので情報残しておきます。

Hunyuan3D 2.1 とは

Hunyuan3D 2.1 は、Tencent(テンセント)が公開した 単一の画像から高品質な 3D メッシュとテクスチャを生成できるオープンソースの 3D 生成 AI です。

公式サイト

https://3d-models.hunyuan.tencent.com
GitHub
https://github.com/Tencent-Hunyuan/Hunyuan3D-2.1
Hugging Face
https://huggingface.co/tencent/Hunyuan3D-2.1

ライセンス

TENCENT HUNYUAN 3D 2.1 COMMUNITY LICENSE が適用されます。
詳細は以下をご参照ください。
https://github.com/Tencent-Hunyuan/Hunyuan3D-2.1/blob/main/LICENSE

日本国内においては、小規模であれば商用利用は可能とされています。
ただし、利用条件の詳細については、必ずライセンス本文を直接確認してください。

ローカル実行環境の用意

参考情報

ComfyUI の情報を参考にします。
https://comfyui-wiki.com/ja/tutorial/advanced/3d/huanyuan3d-2
https://docs.comfy.org/tutorials/3d/hunyuan3D-2

PC 環境

NVIDIA GeForce RTX 5060Ti 16GBを入れて自作した PC で行います。

Stability Matrix + ComfyUI の実行環境の用意

ComfyUI は、Stability Matrix で用意したものを使います。準備方法はこの過去記事をご参照ください。


必要なファイルのダウンロード

(1)ワークフローとチェックポイントファイル

実行に必要なワークフローと、チェックポイントファイルは、ComfyUI 経由でダウンロードできます。
ComfyUI の Web UI を起動し、左側メニューの [テンプレート] をクリックします。

左側 - [テンプレート] をクリック

検索欄で Hunyuan3D と入力します。
日本語表示の場合、[混元3D 2.1] と表示されているので、それをクリックします。

Hunyuan3D で検索 - [混元3D 2.1] をクリック

ワークフローが開き、必要なチェックポイントファイルが不足している場合は、ポップアップが表示されるため、そのままダウンロードします。

モデルが見つかりませんとなるので、[ダウンロード] をクリック

ダウンロード後、hunyuan_3d_v2.1.safetensors[ダウンロード] フォルダ に保存されることがあります。
Stability Matrix で構築した ComfyUI 環境を使用している場合は、以下のフォルダへ手動で配置します。
C:\StabilityMatrix\Data\Models\StableDiffusion

(2) サンプル画像

今回のサンプル画像は、以下のページからダウンロードしました。
https://docs.comfy.org/tutorials/3d/hunyuan3D-2

docs.comfy.org からサンプル画像をダウンロード

画像の生成

ダウンロードした front.png を [画像を読み込む] ノードで読み込み、[実行する] をクリックします。

生成された 3D モデルは、以下のフォルダに .glb 形式 で保存されます。
C:\StabilityMatrix\Data\Images\Text2Img\mesh

.glb のファイルは、3D ビューアなどで確認できます。
(Microsoft ストアからダウンロードできます。)

3D Viewer

私の GeForce RTX 5060Ti 16GB の環境だと 1分程度で生成できました。

docs.comfy.org のサイトには、複数の画像ファイルから生成する マルチビュー (Hunyuan3D-2mv, Hunyuan3D-2mv-turbo) のワークフローのサンプルもあるので、試してみると面白いです。

以上、参考となれば幸いです。

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